[歌詞全文考察]幾田りら×anoちゃん「青春謳歌」の歌詞の意味をわかりやすく解説!

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「青春謳歌」は何の曲?

「青春謳歌」は2024年3月20日に配信された、映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の後章主題歌です。幾田りらが作詞作曲を手掛け、anoちゃんがフーチャリングとして歌唱参加しています。

上の幾田りらスタッフによる投稿では、「君と共に過ごす。なんてことないけれど愛しい日々。”絶対”的な関係性の2人の絆が詰まった1曲」と言及していることから、曲のテーマが青春であることがわかります。

「青春謳歌」の歌詞の意味は悲しい?

歌詞の意味を要約すると「青春謳歌」は青春時代は輝かしい思い出である、と同時に絶対に終わってしまう儚いもの、であることを謳った曲です。

曲中では、世界の異変に対抗するも儚く散っていく2人の青春時代を明るい曲調で歌っています。そのため歌詞の意味を理解すると、少し悲しいような寂しい気持ちになってしまいます。

また、曲の最後(アウトロ)では、”僕”から青春時代を生きる若者に向けたメッセージが謳われています。

詳しい解説は以下の歌詞全文考察をお読みください。

歌詞全文考察

1番Aメロ

歌詞:炭酸が抜けてるソーダみたい 甘ったるくてもう飽きた 手応えのひとつすら 感じられない毎日です 大したことない ただしょうもない 日々に今捧ぐ

解説:この場面では、青春時代を回想していて、最初は刺激があった日々が徐々に変わり映えのない味気ない日々に変わってしまったことを、炭酸の抜けたソーダに例えて謳っています。

いつの日か そんな欠片が煌めくのです

しかし、大人になって思い返してみると、そんな味気ないと感じていた日々は、今では戻りたくても戻れない輝かしい日々だったのだ、と気づきます。

1番Bメロ

見上げた空の色は 変わってしまったけど 初めからずっと この世界はどこか壊れていたの

昔の楽しかった日々を思い出す中、大人になった今では歩んでいる日々が変わってしまったけれど、昔からこの世界は何かがおかしかったこと(異変)に今になって気づきます。この異変については1番サビで解説します。

1番サビ

あっけないくらいに 無力なイタい言葉も 君を笑顔に出来るのなら それでいいんだ 馬鹿馬鹿しい無駄話で 笑い飛ばしてやろう

一見なんの意味もないような話でも、君(親友)と楽しい時間を過ごせるならそれで十分であり、それこそが青春だということでしょう。

やられてばっかり じゃいられない 今日も今日とて 世界が僕らを 置いていくのなら この手で掴んで 振り回してやるぜ

こんな幸せな日々が永遠に続くわけはなく、世界が僕らを置いていく(僕らが青春に夢中になっている間に時間だけが過ぎていってしまう、今の幸せな時間の期限が近づいてしまう)。これが世界の異変の正体であり、この理不尽な運命に抗いたい(この手掴んで振り回してやる)ということでしょう。

2番Aメロ

まともそうにしてる先生も テレビの中のあの人も 本当のことはいつも はぐらかしてばっかりで 嘘も本当も〇もxも

結局人生において、正解の選択肢など存在しない、ということでしょう。

自己責任なら 誰を敵に回そうと 君の側にいる

人生の選択(何が正解なのか)を自分で決めていいのなら、世界中が自分の選択を批判したとしても、君(新友)のそばにいると決意している場面です。この場面からも、世界の異変に抵抗している姿勢が見られます。

2番Bメロ

そう君と二人 後に引けない世界でゲーム ファイティングポーズ 後ろは任せて 当たって砕けよう

これからの人生、僕はずっと君のそばにいる、という決意表明です。

2番サビ

あっけなく終わってたまるか いざ飛び出そう 怖いけどもう怖くないよ 君がいるから ほらクラクションの代わりに 拡声器で歌おう 誰にも止められやしない 何があっても 完全無欠のヒーロー 二人なら どうにかなるでしょ?

君と共に過ごすことを決意した今、青春が終わることはもうなく、世界の異変に打ち勝つことができる状態(完全無欠のヒーロー)にあるということです。まさに青春謳歌ですね。

忘れないでね

最後の「忘れないでね」は、幾田りらとanoちゃんの二人で歌っていることから、お互いに僕(君)がそばにいてくれることを再認識していることを表現しているのでしょう。

Cメロ

型破りの戰法 仕掛けて手のひらで回そう 僕らの必殺技で

ここでの型破りの戰法(僕らの必殺技)の意味は、ずっと一緒にいる、ということだと思います。

誰も彼も信じられない世界で 君がくれた “絶対”だけは 嘘がないって分かるから

2番のAメロと重なりますが、「先生もテレビの中のあの人も」周りの奴らの言ってることなんて、本当に正解なのかは分からないのだから信用するに値しない。でも、君はそばにいてくれることを約束してくれた(君がくれた”絶対”)から、君だけは信じられる、という場面です。

ラストサビ

赤い夕焼けと 前を行く背中が 泣きそうなのを 堪えているの 僕は知っているよ

一生そばにいることを一度決意した僕らでしたが、結局最後は悲しいですが別れを決断します。運命とは抗えない不変的なものであることが伝わってきます。

ならばグッバイ悲劇 エンディングは僕らで決めよう

僕らが人生を共にすることはできないが、僕らの最後くらいは煌めく思い出にしよう、ということでしょう。その詳細が以下に続きます。

無慈悲にやってくる未来も 世界の終わりも まとめて全部抱きしめて 声を高らかに この歌を歌おう狂おしいほど愛おしい日々よ

君に別れを告げ大人になってしまうという未来も青春時代の終わりも、全部受け入れて、最後は僕らの青春時代の日々を振り返って締めよう、ということです。

アウトロ

宣戦布告 お前らに告ぐ 「敵うはずないぜ」 なんてね

最後に、今青春時代を生きる若者に向けて、僕らの青春時代には勝てないぜ、と冗談っぽく謳っています。これは、”僕”が”君”だけを信じてきたからこそ、自信を持って言える宣戦布告なのでしょう。

つまり、自分にとっての青春時代はかけがえのないものであり、他人のものと比べるまでもなく、自分が生きてきた青春が、世の中の青春の中で1番であることを暗に意味しています。

意味を理解した上で聴いてみよう

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